okanelogの日記

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書籍メモ DUKE本2

・ボックス理論

1株価はボックスを形成する

2上昇株はボックスを積み上げる

3ボックス上放れ付近で買う

現実には難しい

ボックス抜け=新高値銘柄でチェック

ボックス下限まで押したところで買うのが現実的

上昇の勢い強いと下限まで押さずに上がり続けることもある

買うタイミングを逃したら次のボックス抜けを待つ

ボックス下限を下抜けしたら売る

基本的に強い段階にある株は陽線の時に出来高増加、陰線の日に出来高減少する

弱い段階では逆

ボックスの期間や幅はまちまち

 

チャートの読み方

他の参加者の心理状態を想像する

自分の想定と異なる動きが出たら自分の考えが間違っていることを教えてくれる

 

ポイント1 保合期間が長い

少なくとも半年

ポイント2 保合の値幅が狭い

ポイント3 カップウィズハンドル

ハンドル部分やれやれ売り消化 

出来高徐々に減少 売り枯れ

ポイント4 新高値ブレイク時に出来高急増

急騰株は高値ブレイク時に出来高急増のケースが多い

その時大きな変革につながる材料出てる

出来高急増→注目度アップにより新規買い増える

ポイント5 新高値ブレイク初期に買う

ブレイクポイント2回目までなら上昇初期と考えられ比較的安全

3回目以降は認知度高く過熱感出てくる。

ブレイク失敗も増える

 

業績チェックポイント

ポイント1 1年毎の業績の安定性を見る

過去3-5年で安定した経常利益成長

年率5-10%以上を維持。大幅減益がない

経常利益は安定していても純利益までに大幅に利益が減少する会社は避ける

特別損失を何度も繰り返す会社もある

 

ポイント2

直近1-2年20%以上の経常利益の伸び

今年から伸び始めた会社もあるので2年は絶対ではない

 

ポイント3 四半期の経常利益と売上の伸び 

最も重要

直近2-3四半期の経常利益が20%以上、

売上10%以上伸びているか?

直前の期が最重要

20%に少し満たないくらいならOK

基準に満たない期があっても前後が達成していれば良しとする

季節性が大きい会社は避ける

自信を持ってホールドできない

 

ポイント4

売上高経常利益率の伸び

 

経常利益、利益率、売上が2-3四半期連続で伸びている会社が理想。将来も大きく成長する可能性高い

 

中計見るポイント

将来も高成長を続けられる可能性あるか

高成長の裏付けとなるビッグチェンジがあるか

売上、利益、利益率の3点がなぜ高成長を続けられるのか?を突き止める。

 

株価サイクル

第一ステージ 

株価低迷から底固めに入る局面

ほとんど横ばいか、少し下げる

どんなに魅力のある会社でも買いは避ける

上昇始めるまで辛抱する

 

第二ステージ

予告なく始まることもあれば、好決算や好材料で始まることもある

機関投資家の買い集めによる強力な上昇局面

高値安値を階段状に切り上げる動き

最大の上昇する局面

上方修正などのサプライズ繰り返す

ここで買う

 

第三ステージ

機関投資家の売り抜けが見られる天井圏

 

 

 

 

 

 

 

 

 

書籍メモ DUKE本

新高値更新銘柄を買う

売り圧力が激減する

保合2年以上が理想だが1年でもOK

1年の方が探しやすい

 

ビッグチェンジを探す

新製品 新サービス 新業態 新事業 M&A 新経営陣 政策

 

ミクシィ モンスト

ガンホー パズドラ

ハピネット 妖怪ウォッチ

ジンズ 

ペッパーフード

消費者目線

 

ビッグチェンジの全体業績へのインパクトを考える

中小型、IPO10年以内

過去のビッグチェンジ銘柄を研究する

 

探し方

株探の年初来高値更新銘柄一覧

毎日チェックする

突然の大陽線やストップ高銘柄を特にチェック

ボックス上抜け、カップウィズハンドル

保合を出来高伴ってブレイクした株が有望

前日比大幅高

できるだけ初動を捉える

 

テーマ性や思惑だけで急騰する銘柄も多い

テーマ株や思惑株も投資対象に含めるべき

時代をかなり先取りしている。ファンダが後からついてくるかどうかを見極めるのが困難

自分以外の投資家が買いだと思うならOK

 

 

 

 

 

 

 

 

メモ6売り

売値目標は立てない

新高値を超えると株価の動きがガラリと変わる

投資家心理が強気になって急上昇する

早売りしないように注意する

 

下げ相場

下げは急速

売りサインが出たら即座に売る。飛び降りる

 

売りのルール

1損切り

株価が思惑に反して下がれば理由を問わず売る

2ファンダの悪化

会社から悪材料が出たら売る

3テクニカルの売りサイン

ピークつけたと思ったら売る

 

悪材料、悪いニュース

業績悪化

会社の信用損なう

 

⭐️売りの公式1

直近の利益が前年同期比20%未満の時は売り

成長率20%以上を期待するので下回る場合は増益でも悪材料

四半期業績で判断

業績下方修正は規模に関わらず売り

上方修正は基本買いだが、修正後の増益率20%満たなければ売り

低い通期業績予想は売り

保守的に出しがち

 

⭐️売りの公式2

会社の不正は即売り、事故は原則売り

 

親会社の株価に連れ安する

事故はまず状況把握する

 

 

メモ7

 

⭐️売りの公式3

株の売りは基本的にテクニカルの売りサインで行う。それ以外は保有銘柄を緊急に売る場合

ファンダで判断では遅い

 

RSI30切ったら売り

売り圧力が大きければ売る

出来高が重要。同じ下げ幅でも出来高が少なければ売り圧力は小さい

下がった時の出来高と上がった時の出来高を比較して前者が後者を著しく上回ったら相場陰転と判断

売り買いの株数

1日の値動きで買いと売りの値幅計算

買いと売りの割合を出来高に掛ける

 

売り圧力レシオ

ある期間内の売り株数/買い株数

20日間合計で計算し、116〜118%になったら売りサイン

2日間 売り9万/買い11万=82%

 

 

メモ5 PERについて

低PER投資

時価総額上位500社をPERの高低でグループ分けする。

PER低いグループの方がパフォーマンスが良い。10分割50銘柄くらいまでは有効。

年平均8%くらいは超過リターンある。

ただし個別でみるとパフォーマンスの高い上位3銘柄だけで大半を稼いでいる結果になる。

その3銘柄を予想するのは困難。

 

低PER投資は個人には向かない

50銘柄まとめて買う必要があるのとパフォーマンスが低過ぎる。

低PERは高PERよりはマシという程度。

新高値銘柄の中にスターが眠っている確率の方が高い

 

⭐️公式8

PERは60以上を足切りとする。あまり厳しい基準は設けない。

 

大化け銘柄の新高値更新時のPER

大半は20倍以下までだが50倍台までは結構あるので無視はできない

 

PERで大事なのは高過ぎないかどうか

計算に神経質にならなくてよい

 

 

 

メモ4

第3段階

将来を考える場合自分の恣意が入るリスクに注意

自分で考えるのは難しい。できるだけ機械的にやる方がよい

ピカイチの中からさらにピカ一を選ぶ

 

着眼点1 揺るぎない成長

今後何が起きても、その会社が成長するかどうか?

ちょっとした理由(不況や円高など)で成長が鈍るかもしれないと思ったら、それは本物の成長株ではない

 

着眼点2 一言で人を引きつける

揺るぎないトレンドは誰が見てもすぐ理解できる。

何の疑いもなく成長を確信できるようでなくてはいけない。

 

会社のトレンド探し方

IR説明会を見るのがベスト

真面目に聞かないで良い。良い会社は自然と引き込まれる。

1景気という言葉が出てきたら終了

探しているのは景気に関係なく揺るぎない成長をする会社

 

2業界他社のトーンと合致しているか

同じセクターに属する株は同じような動き

競合他社の説明会もチェックする

経営者は基本的に強気な姿勢。新しい変化には必ず強気な発言をする。他社もチェックして確認する。

 

3ちょっとした弱気発言に注意

経営者はできるだけ会社を良く見せようとする

その経営者から後ろ向きともとれる発言が出れば、業績が予想以上に悪化していると解釈しなければいけない。

「今期は設備投資を思ったよりも先行させているのでギリギリでの達成。来期以降は大きく飛躍する」

「出店を計画以上に早めたためコストが増加。今期は未達だが来期は伸びる」

「今期に計上すべき売上が来期にずれた。利益も来期計上する」

 

今期未達かギリギリ達成だと、理由がどうであれ会社の成長軌道が下方修正されていると読まなければならない。来期も同じことが起こらない保証はない。

多くの人は数字だけしか見ないから株価は下がる。

 

個人向けと機関投資家向け説明会なら個人向けを見る方が良い

 

 

メモ3

本物の大化け株

今後業績が大きく伸びる

 

将来予想はプロでも難しいので過去の業績を見る。これまでの業績が良ければ将来も良いだろうと推測する

 

分析は3段階に分かれる

1段階 過去 

長期の業績が安定的に成長しているか

2段階 現在 

直近の業績が爆発的に伸びているか

3段階 将来

業績成長の揺るぎない理由があるか

 

各段階の基準に達しない銘柄は除外する

将来予想は難しいので、できるだけ2段階目までに選別をする。

 

⭐️公式3

経常利益について次の2点をクリアする

1成長性 過去5-10年間で年平均7%以上の成長

2安定性 過去5-10年間で減益がない。あってもごく小さい

 

成長性が低いと新高値更新してもすぐ下落する

安定性低いと人気で劣る

 

第2段階

⭐️公式4

直近1-2年の伸び率前年同期比で経常利益20%以上

⭐️公式5

直近の2-3四半期で前年同期比売上+10%以上

⭐️公式6

直近の2-3四半期で前年同期比利益+20%以上

 

安全に行くなら2年間かつ3四半期の業績

慣れてれば1年間かつ2四半期の業績でも良い

2段階目までで新高値銘柄の8割は除外される

 

1 直近の四半期が最重要

他の項目をクリアしていても直近の経常利益の伸びが20%未満なら除外する

直近の数字は投資家が最も気にする

 

2 柔軟に採点する

直近三四半期で20%を僅かに下回る時があっても全体的に高成長なら良しとする

 

3 売上を見る

伸びている会社なら10%増収は普通

 

4三種の利益をチェック

営業利益 経常利益 純利益

原則として3つ全て20%以上でなければダメ

 

直近の1四半期だけで判断してはいけない

1四半期だけで大化けする株もある。2-3四半期待つと投資タイミングを逃すことになる。

ただし統計上株価が新高値を超えてもすぐに冴えない動きになるケースが圧倒的に多い。

1回だけの大幅増益では、それが継続するかわからない。不安が大きいと株価は上がらない。

 

業績の正しい計算方法

売上利益は四半期毎の前年同期比を使う

累計の数字は全く使えないので注意

自分で計算する